思わぬ向かい風のなかも

得意なことはとりあえず進んでみること

嵐「untitled」アルバム&12/3 感想

 

 

 

ぷはぁーーーーー。ようやく書けます。

嵐の「untitled」(CD)の感想、ほんとはずっと書きたかった!!!

 

 

でも自分の記憶力とタイムマネジメント力の皆無さが高じた結果、独検(ドイツ語技能検定試験)2級の試験日と嵐の公演日をかぶらせるという、この上ない凡ミス。

時間は奇跡的にかぶらせずにすんだけれども、当日は独検→嵐「untitled」@東京ドームというハードなスケジュール。

いや、当日だけではない。何がハードかって「untitled」の聴き込みとドイツ語の勉強の両立をしなければならない約1か月半の日々!!!

 

 

やっと解放されました('ω')ノ

 

 

ほんとはCDはCDだけの感想、コンサートはコンサートだけの感想でまとめたかったのですが、今さらできっこないのでまとめていざ!

 

 

 

※以下、「untitled」公演のネタバレを含みます。

※1曲ずつCDの感想→コンサートの感想という流れです。

※あくまで個人的すぎる感想と自分のアホさの露呈が続きます。

 

 

 

 

 

 

1. Green Light

 この曲、正直ピンと来ていませんでした。原因は己にあります。なぜなら、わたし歌詞見ないで聴くことが多いので、後から「あ、こう言ってたんだ・・・」ということが非常に多いんです(いい例が「きっと大丈夫」のなかの「この景色」という単語を数年間「こにしき」だと思ってました)。この曲はまさにそれの集まりです、私にとって。

 途中でサビが聴き取れないのに加えて、途中で「キャンプ」というワードが聞こえるんですよね。そのあたりから私のこの曲へのイメージが迷走してました。緑の光…キャンプ(違う)…

 でも曲の中盤になると聞こえる…大野くんが「この世に生まれたことの意味 ぷりずぷりずぎみぎみ」って歌っているのが…こんなにも毎日テレビに出ずっぱりで、こんなにも多くのファンを抱えるキラキラのアイドルがこの世に生まれたことの意味を求めてるのが…(※歌詞です)

 え!めっちゃ意味あるよ!いつも幸せふりまいてくれてありがとう!むしろ私に生きる意味与えてくれてありがとう!大野くんのお母さんいつも生んでくれてありがとう!!!

 って心の中で合いの手入れるソングになってました。

 

 

 コンサートでも最初に歌われた曲でした。でね、コンサートでのこの曲がめちゃめちゃかっこいいの!「Green Light」っていうタイトルにちなんでだと思うんだけど、もうそこかしこに緑色の光線が飛ぶんですよ。デジタル感。その中で生身の嵐が出てきて歌ってコンサートが始まるんですよ。幸福感。

 で、コンサートで聴いたときに「そっか。Green Lightは青信号って意味か。」って気づいたんですね。前進ってことか!進むってことか!かっこいい!!!って。ええ、遅いですね。でも、それまでに私が持っていた貧相なイメージと比べてみてください。飛躍的すぎる成長です。それに比例するようにこの曲好きになって帰ってきました。

 

 

 

 

2. つなぐ

 この曲はシングルも買って、聴き込みまくって、そらで歌えるまでの曲でした。アルバム聞いててこの曲まわってきたらとりあえず一緒に歌ってました。もう無門とともに私の中に染みついている曲です。

 

 

 だからコンサートでこの曲来たときも「わ!生で観れた!」っていう気持ちが最初だったかな。そんでもってやっぱり輪になって踊るところが印象的だし、5人が楽しそうで好きだなっていう再認識。

 

 

 

 

3. 「未完」

 もうね、初めて聞いた時から大好き。どこがとかじゃなくて全体がまるまる大好き。でもどこかうっすらつかみどころがないですよね。そこも含めてまるっと大好き。

 

 

 コンサートでは「A・RA・SHI」「Song for you」に続く曲で、かつ最後の曲。なにこの曲順。感動しかない。コンサートの始まりで前進を歌った方たちが、間で過去を振り返ったのちにこの曲ですよ。はぁーーーーひたすらかっこいい。

 

 

 

 

4. Sugar

 嫌いなはずがあろうか、いや断じてない!!!ほんと大好きです、この曲。で、どの曲でもそうなんですけど、曲に対するイメージへのこだわりって人それぞれじゃないですか。特にこの曲に対するこだわりとか想いって人の数だけありそうじゃないですか。それが割と強めな気がしませんか。気のせいですか。

 気のせいかもしれませんが、この曲への想いはあまり多く語らず、1点だけに絞ってお伝えさせてください。「Sugar」を「しゅがー」じゃなくて「しゅがー」って歌ってるところがものすごく心の底からツボです!大好きです!以上です。

 

 

 言わずもがな、生「Sugar」もカッコよさ、イケめてる度、「しゅがー」度、どれをとっても最高でした!嵐ってまじめで努力家で崩せないパブリックイメージとかもあって、そういう側面の嵐も仕事人って感じで好きなんですけど、その一方でこういう曲がいつまでも似合う嵐ってなんなんだろうなぁって哲学しながら観てました。そうです、これは哲学です。

 

 

 

 

5. Power of the Paradise

 この曲もすでに結構聴いてますね。なので、好きな歌詞だけお伝えすると「うるさいほどの静寂は誰も入りこめやしないよ」ってところです。あと、大野くんに「迷わない人などいないよ」って言われると説得力増し増しで心に響いてくるの私だけですか。今日も迷いながら生きているゆべこです。

 

 

 コンサートでもすんなり心に入ってきましたね、「迷わない人などいないよ」っていう歌詞が。ほんの数時間前までドイツ語の試験必死になって受けてましたからね。選択肢迷いまくってましたからね。迷わない人などいないんですよ。

 

 

 

 

6. ありのままで 

 これは毎年嵐のアルバムに必ず入っているメッセージ性強めの曲ですね。この曲を聴くと脳内に黄色くてかわいいヒヨコが出てくるの私だけですか(おそらくあなただけです)。全体的に日曜日っぽいというか、3月のうららかな春の日みたいなイメージで嫌いじゃないです。

 でもひとつ、にのが歌う「一歩進んで二歩下がる」は結局進めてないんじゃないかなっていつも気になっちゃう。

 

 

 

 

7. 風雲

 これもかっこいい。ただ私の中で曲調と曲名がマッチしてないので、「え!この曲かっこいい!曲名なに?あ、風雲ね。」っていうの10回ぐらいはやりました。

  単純に大野くんが好きっていうのが大前提としてあるんですけど、やっぱり大野くんの歌い方好きだなって改めてしみじみする1曲です。

 どういうときに聞くのがベストかっていうと、おそらく走り込みをしているときですね。テンポがちょうどよさそう。わたし走り込みしないけど。

 

 

 コンサートでもやっぱりかっこいいなって思ったはずだけど、いまいち覚えていないのが悲しい。

 

 

 

 

8. I'll be there

 もう御前さまですよ。かなり強く結びついている。で、こってりしているというかキャラが強いというかであんまり聴いてなかったんですよね。アルバム買ってからようやっと2番を聴いたくらい。1番ですら、大野くんが歌う「ただ疑うだけなら」を「ただ歌うだけなら」だと思ってて曲の世界観をいまいちつかみきれてなかったくらい。それを家族(not嵐オタ)に指摘されて初めて気づいたくらい。

 でもアルバムを買って聴きこんでからは結構好きになりました。全体的にみんなの声がきれいな気がして。ただし、いつも声きれいだなーって聞いてるので歌詞覚えられてないです。

 

 

コンサートでは3曲目くらいだったかな。もう私の中では「I'll be there」=「貴族」になっていたので、(衣装が貴族じゃない…)って1人で落ち込んだりしてました。なんか赤と黒のマジシャン的な衣装だったんですよね。

 

 

 

 

9. 抱擁

 この曲はフラットな状態ではなくて、大野くんがこの曲を好きっていう事前情報を仕入れてから聞いた曲なんですよね。ふむふむ、大ちゃんは「抱擁」っていう曲が好きなのか、どんな曲なんだろうって。そしたら想像以上にエロくて多方面からぶちのめされました。まずこの曲そのものの破壊力!そして大ちゃんがこの曲を気に入っているという事実!

 1回聴いただけじゃそれらの事実すべてを受け止めきれなかった。最近ちょっとずつ素直に受け入れられるようになってきたかもしれない。

 

 

 あのね、私も今この記事書きながら自分の記憶力の無さに絶望しているんですけど、コンサートでどんなだったか覚えていない。確実に大野くんのAメロはこの耳で聴いた。間違いなくきれいだった。なんでこのエロティックな曲をそんなに澄み渡っていて透き通った声で歌えるの。そんなに美声で歌われちゃったら、もう身体中に染みわたっちゃうよ、この曲が。ってはっきりと思った(ばか)。しかし、その時の衣装や演出やダンスの有り無しをまるで覚えていない。悲しい…

 

 

 

 

10. Pray

 この曲すごく昔の嵐っぽさ感じる。2006、2007年くらいの。私の中では「シルバーリング」の仲間です。冬の真っ白な雪景色が似合いそうな感じの。

 

 

 と思っていたら、実際のコンサートの演出も雪が降るような演出で、さらにヨーロッパの街並みみたいな演出で、ぴったりだ!って1人嬉しくなりながら、しみじみ聴いてました。

 

 

 

 

11. 光

 やっと!ようやく!この曲について語れるひたすらだらだらしゃべれるときが来た!!!わたし大好き!この曲大好き!なんなら今回のアルバムの中で1番のお気に入りかもしれない。

 まず、にのがこの曲を好きと知ってから聴きました。ふむふむ、にのは「光」っていう曲が好きなのかって。さらに翔くんがこの曲のラップ部分を録っている映像を見てから聴きました。全体だとどんな感じなんだろうって。

 もうね、もう初めて聴いたときから超絶ドストライク!満塁ホームラン!大ヒット満員御礼!Are you happy?を聴いて抱いた「私とにのの好みの曲実は似てるのでは説」がさらに一歩証明された気がしましたね。

 さらにキモく細かく好きな点を挙げていきますよ。

 まず出だし。きれい。Uh~って入ってくる大野くんの美声。話それますけど、私「風の向こうに」の出だしも好きなんです。それに通ずるさわやかさと美しさありますよね、このイントロ。歌詞もいい。「Just stand up」って大野くんに歌われてみて。こんなにスッって入ってくる「Just stand up」今まであった?わたしは無かった。

 そしてにののAメロ。きれいすぎる。なにこのがけっぷちに凛と咲く一輪花感。圧倒的透明度。

 で、サビもね、サビまでにちょっとずつテンション上がっていってからのサビですよ。でもって、主張しすぎていない私好みのサビです。ほんとこのさわやかさ大好き。

 サビ終わって少し落ち着いたなってところで、これまたさわやかに入ってくるのが相葉さんのあのあたたかくて優しい歌声ですよ。あの歌詞を相葉さんに歌わせた方も天才。つまり2番の歌いだしまで最高。ここまでのところ基礎点と加点しかないです。

 そして、まあ当然ですけどまた私の好きなサビ来ますよね。

 そのあと!そのあとの潤くんも最高じゃないですか。潤くんいろんな側面持ってますけど、これ明らかに天使の潤くんが歌ってます!

 そこからの翔くんのラップ!まず流れが翔潤!この可愛らしいところが翔潤に歌われているんですよ!ラップ自体は番組で事前に観ていたので、こういう流れで来てのこのラップだったんだなぁって感慨深い。

 そして再び大野くん!「奇跡か偶然なんてもうどっちでもいい」って歌ってます!これも説得力増し増し案件ですね。好き。

 全体を通して、ちょっと重ためのことをさわやかに歌い上げる感じがすごく私好みの1曲。そんでもってタイトルが「光」なのも素晴らしき世界。

 

 すでにこの曲に対する感想めっちゃ長いですね。コンサートはこれらすべてを生で聴けたという感動。この一点に尽きました。演出もきれいだった。ただただあたたかくて幸せな世界だったなぁ。

 

 

 

 

12. 彼方へ 

 この曲も最初はあまりピンと来ていませんでした。なんたってひとつ前の曲に心奪われすぎて、たいていふぬけの状態でこの曲聴いてますからね。

 

 

 でもね、コンサートでのこの曲最高だった!最後の方に歌われたんですけど、(コンサート終わらないで…時間止まって…)って願う中でのこの曲ですよ。歌詞がぴったりすぎて思わずうるっときました。嵐最高。

 

 

 

 

13. Song for you

 この曲聴いて感じた思いを適切に言語化できる方なんてこの世にいるのだろうか(います)。ただわたしの語彙力では追い付かない。から、つらつらと長くなります。

 まず、あれ今年20周年だっけ?って思いました。いや、やっぱり18周年だよねって調べて確認しました。最初はいろいろ勘ぐりそうになりました。でも最終的に、大ちゃん10周年のときも「まず9周年大事にしようよ!」って言ってたなぁという思考に至り、その類で18周年を大事にふり返ることになったのかもしれない、といういたってポジティブな結論に落ち着きました。

 長く静かなイントロのあとに大野くんの「ありがとう」の「あ」が飛んでくる瞬間。そこがたまらなく好きです。音楽系の部活とか習い事とかされている方だったら経験あるんじゃないかなって思いますけど、よく「音丸くポンって飛ばして」って言われませんでした?わたし吹奏楽部だったんですけどよく言われてました(下手なだけ)。音がボールみたいに丸く飛んでいく理想のイメージはあるんですけど、実演しようとなるとすごく難しいんですよね。でも大野くんの「あ」はまさにこの理想の形の「あ」だなって。…やばい、やばい、たった1文字でこんなに脱線してる、ちっとも進まない…

とにかく出だしから大好きってことです。(雑なまとめ)

 

 そしてメロディーが二転三転する感じがして楽しくて好きなのはもちろんですが、何より歌詞がステキ。「出会うべくして出会い」とか「物語の途中さ」とかひたすらに泣けてくる。そのなかでも特に胸熱なのが「思わぬ向かい風のなかも」っていうフレーズですね。

 「思わぬ向かい風」って具体的にどういうもののことを指しているのかは推測しかできないですけど、望んだわけではない困難とか予想だにしていないような高い壁とか境遇とか世間の声とか、芸能界はそういうありとあらゆる向かい風が渦巻いている気がしてるんですけど、そういうものを嫌というほど見て聞いて知っているかもしれない嵐が、そんな向かい風も嵐のこの5人一緒なら乗り越えられるよね、ってあのさわやかなメロディーにのせて朗らかに歌う姿がほんとうにかっこいいなって思っています。(あれ作文?)

 嵐の何が好きってひと言では言い表せないし、さらに特別大好きな大野くんの何が好きって言われたら1つ1つポイントをあげて長々と解説していく勢いですけど、こう何て言うんだろ、どんなにつらくて苦しくても表面ではサラッと受け流して笑ってくれているようなところが、私にとって嵐の好きなところの1つかな。

 そういうすべてのものがギュッと詰まっているこのフレーズがほんとに心に残るし好き!…はい、やばい、やばい、またしても1フレーズでこの文量、おそろしい…

 もう潔くすべてを語るのは諦めよう(え)。ひとつ聞き間違いを暴露するならば、「最高のFinale」を「最高の船出」だと思ってましたね。え、今回の聞き間違いかっこよくない?(よくない)ってことで、ライブでのこの曲についての感想に移りますね。

 

 

 何回も言いますけど、「A・RA・SHI」と「未完」の間の曲なんですよ、これ!エモすぎる。全体的にはミュージカルみたいな演出で、それによって「嵐」という一つの物語を見ているような感覚でした。一緒に行った母は号泣してたみたいですけど、わたしはスクリーンに映る5人それぞれの顔をガン見してましたね(怖い)。5人ともふふって優しく微笑んでいるように歌っていたのが印象的でした。誰よりも嵐自身が嵐を愛しているんだなって。はぁーーー嵐最高。ありがとう嵐。これからもずっと好きだよ―――!

 

 

 

 

 一応これで一通り終わりかな。読み返してみると「え、そこ飛ばしちゃうの!?」とか「そこ覚えとけよwww」案件がかなり多くて、ほんとうにただただ自分のための備忘録になってしまっている感が否めない…もし、ここまで根気強くお付き合いしてくれた方がいたら本当に感謝の気持ちでいっぱいです。Danke!(突然のドイツ語)

 ユニット曲についても、忘れたくないこと多々ありますので、近いうちにまた書けたらいいな。

 ではまた!ちゅす!